吹き替え版にそっくり

1月にフジテレビで放送された「オリエント急行殺人事件」。2夜連続なんで見ごたえもあるし、キャストの豪華さはこの上無いと思い、楽しみにしてた。

脇を固める俳優もほとんどは、主役級。これは見ない訳には行きませんよね。初日は、野村萬斎演じる探偵からの目線。

2夜目は犯人視点から描かれてた。ネットでも見たけど、野村萬斎の声は賛否両論。

あまり好きではなかったけど、あれはエルキュールポワロ吹き替え版に、そっくりだとか。さすが声の魔術師だ。

舞台は昭和初期設定で、建物やファッションに「昭和モダン」が感じられる、私が好きな時代。三谷節が入ってるなというユーモアも、所々散りばめられてた。

全体的に面白い作品だったけど、青木さやかがムードを壊してる。最近はドラマによく出演みたいだけど、顔が大きすぎるとこが、欠点ではないだろうか。